1998年4月18日に公開された『クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』について書いていこうと思います
個人的に面白いと思った見るべきだなと思ったポイントを三つ挙げていきたいと思います
軽いあらすじ
秘密組織SML(せいぎの みかた ラブ)の一員のコードネーム『お色気』は密結社ブタのヒヅメの飛行船からディスクを盗み出し東京湾に逃げたのです
東京湾の屋形船に乗っていたしんのすけ達だが、そこに『お色気』が乗り込んでくるのです
そこにブタのヒヅメの飛行艇がやってきて屋形船を持ち上げるのです
『お色気』としんのすけとしんのすけを待っていた風間君たちは、逃げ遅れてブタのヒヅメにつかまってしまうのです
しんのすけ達は無事逃げ出すことができるのでしょうか
軽いキャラ紹介と声優
この映画に出てくるお馴染みのキャラクター以外のキャラクター
お色気 三石琴乃
筋肉 玄田哲章
マウス 石田太郎
バレル 山寺宏一
ママ 松島みのり
ブレード 速水奨
ぶりぶりざえもん 塩沢兼人
IZAM IZAM
面白いポイント三選
ぶりぶりざえもんとしんのすけ
そもそもぶりぶりざえもんとは
野原しんのすけが発案したキャラクターで『救いのヒーロー』
ブタをモチーフにしたキャラクター
クレヨンしんちゃんのおなかま総選挙で1位を獲得している
この映画に出てくる『ぶりぶりざえもん』は、普段テレビや他の映画に出てくる『ぶりぶりざえもん』とは別の存在です
少しややこしいのですが、簡単に言うと見た目は『ぶりぶりざえもん』で中身は
違うということなのです
中身はコンピューターウイルスであり、純粋な悪の存在なのです
しんのすけ以外の人達は、この『ぶりぶりざえもん』がしんのすけが作った『ぶりぶりざえもん』とは別の存在だと認識しているのですが
しんのすけだけは、『ぶりぶりざえもん』は『ぶりぶりざえもん』だと思い込んでいるのです
そんな邪悪な存在の見た目が『ぶりぶりざえもん』のコンピューターウイルスを消去するために、しんのすけはコンピューターに入ります
最初はちんちんの大きさで勝負をするとかくだらない争いをするのですが
しんのすけは『ぶりぶりざえもん』に『ぶりぶりざえもんの冒険』という物語を話します
その物語は、ぶりぶりざえもんが宝物が手に入る山を登ります
その山登りをしながらちょっとした人助けをするのです
結局宝物は無く、何も手に入りませんでしたが人助けをしたことによって
いつの間にか心の中にたくさんの宝物が溜まっていたのです
その物語を聞いた『ぶりぶりざえもん』は、心を入れ替えてこれからは人助けをしようと思ったのでした
その後、『ぶりぶりざえもん』と『しんのすけ』はお互いのちんちんを握り合って
しんのすけ
「立派だぞ」
ぶりぶりざえもん
「お前もな」
というシーンがあるのですが、ここで友達いやそれ以上の関係になったと思わせてくれます
しかしこの『ぶりぶりざえもん』は、悪いコンピューターウイルスなので博士によって消される運命だったのです
しんのすけの前から光の粒となって消えていくのです
しんのすけは、コンピューターウイルスが消滅したのでコンピューターの世界から現実の世界に帰ってきます
この時、しんのすけは誰にも見られないように涙を流すのです
ここのシーンは一瞬なので瞬き厳禁です
その後爆発してしまう建物から脱出を試みるのですが、もう間に合わないかと思われたときにしんのすけが
「助けてーぶりぶりざえもーん」
と叫ぶのです
すると半透明の『ぶりぶりざえもん』がしんのすけ達が乗っている飛行船を持ち上げてくれるのです
無事、しんのすけ達は脱出に成功するのです
しんのすけ以外のみんなは、脱出できたことに喜んでいるのですが
しんのすけだけは、驚いた?疑っている?表情をするのです
もしかしてぶりぶりざえもんが?
みたいな
『ぶりぶりざえもん』はしんのすけの正義のヒーローになれたのです
しんのすけのちょっとした表情に注目して見るとしんのすけの感情が伝わってくるのです
言葉を発さずに伝えてくるクレヨンしんちゃんの映画スタッフは凄すぎます
子供の映画を超えています
爆笑 みさえとひろしvs筋肉のトイレ戦争
これはこの映画で、個人的に一番おもしろかったシーンになります
たまにSNSで流れてきたりして、少し有名なシーンだと思う
ここを見るだけのために映画を見るぐらいの価値はあると思うのです
映画(14:40~)
『筋肉』というコードネームをもった怪しい人物が家に来た時のシーンです
しんのすけ達を助けるために、自分たちも事件を解決するのに連れて行ってほしいと頼むのです
しかし、『筋肉』はそれを断るのです
納得のいかないみさえとひろしは『筋肉』に大量の下剤を飲ませて、トイレに行かせる代わりに私たちも事件に連れて行きなさいと『筋肉』に言うのです
『筋肉』はガタイのいい男性なのですが
流石に腸は強くなくトイレに向かうのです
それを止めるみさえとひろしなのですが
ここのシーンが面白いのです
内容はふざけている上に、作画も劇画調に描かれるのです
ここのシーンは、言葉じゃ伝わりません
ぜひ見てください
かすかべ防衛隊 大活躍
今作は、クレヨンしんちゃんの映画歴でいうと6作品目になります
そして6作品目にしてようやく『かすかべ防衛隊』が活躍するのです
野原家が活躍するのも好きなのですが、個人的に『かすかべ防衛隊』が活躍する映画も好きなのです
この映画でも、『かすかべ防衛隊』のいいシーンが何個もあるのですが
一番好きなシーンは、
(52:20~)(53:36~)
皆で、夕日を見て山を見て星空を見るシーンです
ここのシーンでは、皆純粋に風景を見て感動しているのです
なんと言うんでしょう、この5人は5歳児とは思えない考えや身体能力があるけど
こういうシーンがあることでまだ、この子達は子供なんだなと思わせてくれるのです
ここのシーンで、星空を見ながらの会話があるのだけど最高にいいです
しんのすけ
「ここに山田まりやがいればなぁ」
まさお
「僕しんちゃんが羨ましい」
しんのすけ
「いやーそれほどでもー」
風間くん
「褒めてやるよ」
しんのすけ
「ん?」
で終わりなのですが、いつもしんのすけが「いやーそれほどでもー」というと周りの人は「褒めてない」と言うんだけど
今回はみんな、しんのすけを褒めているのです
褒める羨ましいと思ったときは、素直に言うこの純粋さが素敵ですよね
この映画では、かすかべ防衛隊だけで行動するときがあるんですが、そのことをみさえやひろしは知らないのです
親の知らないところで子供は成長しているということを、伝えたかったのかなと思います
まとめ
この映画では、『正義』がテーマなのかなと思います
理由としては
まず『お色気』『筋肉』がいる組織(SML(せいぎの みかた ラブ))に正義が入っています
そしてかすかべ防衛隊、かすかべ防衛隊はもともと「春日部の愛と平和を守る」を目的とした組織なのです これも正義と呼んでいいんじゃないでしょうか
最後に『ぶりぶりざえもん』が正義のヒーロー
結構いろんなところに正義があった
上記のことからやっぱり正義がテーマではないにしろ、重要な要素なのかなと思いました
クレヨンしんちゃんの映画をみるなら
この映画みれば~
なんちゃってではまた別の記事で
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